こんにちは。公認会計士の阿部です。

　どうすれば給与があがるのか？という質問は、私自身も顧問先の従業員や私の友人等によく質問されますし、多くの雑誌、ブログやユーチューブなどで取り上げられる議題であります。

　この回答としては、ITスキル、英語、マジネジメントスキル、コミュ力、、、が一般的ではないでしょうか。これを素直に受け取り、時間外で英会話学校に通ったり、マネジメントの本を読んだり努力している人が多いと思います。

　私自身が経営して思うのが、上記回答は全く外れてはないですが、何かが違う、、、ということです。

　私が思う給与が上がる方法は、会社の売上を上げるということです。この人のおかげで会社の売上が上がったという成果が一番重要なのではないでしょうか。

　勤務している人に一番足りないのは、売上を意識していないことです。それも大企業勤めになればなるほど、自分一人何かやったところで売上なんて、、、と思っている方が多い傾向にあります。経理や総務であれば売上意識しなくてもよいのでは？こう思っている人は多いのではないでしょうか。

　経理であっても、時間を短く処理できる方法を見つけ、他部署に展開することで全社的な残業を減らしたりできるはずです。要は、「提案があるかどうか」です。売上獲得だけでなく、経費削減のアイディア、旅費を減らすには、残業を減らすには、という提案をしないと給与は上がりません。

　世の中意外と多くの方が提案していないです。提案さえすれば簡単に稼げます。

　●アパレルの販売員でいえば、ジャケット買ったお客様に対して、「このジャケットにはこのパンツが合いますよ」と提案されたら私ならほぼ買ってしまいます。

　●美容室でいえば、こういう髪型が似合いますよ。こういうカラーがよいですよ。と提案があれば人気が出ると思います。ほとんどの美容師さんは提案がないです。

　これを覚えたら実は給与を上げることなど簡単です。それどころかアイディアが浮かびすぎて独立という道すら見えてきます。