こんにちは。公認会計士の阿部です。

　ビジネスにおいて自分一人の力では到底成功はできない、ということを認識しないといけません。

　周りに手助けされたいと思われたい場合、筋を通す＝誠実でないといけません。

　これは上司にもお客様にもすべてに通じます。

　ビジネスにおける誠実とは何か、普段の生活と少し違うので難しいです。重要なことは下記２つです。

 

　①報告を徹底する＝内緒の行動をしない

　　特に紹介者などには、紹介先とのやりとりを紹介者が知らなかったということはないようにしないといけません。報告しすぎるということはないのでできるだけ報告をすること。

 

　②自分だけ得することはしない＝必ず相手に利益をあげる

　　人は気が付くと自分のために行動をしがちです。自分本位の判断を知らずにしている場合があります。必ず相手にも利益を与えるようにしましょう。

 

　上記2点、聞いてどう思いますか？当たり前と思いますか？

 

　現実は、ほとんどの人ができていないです。10人いたら1人がいいところでしょうか。よってビジネスでは成功できない人が多いのです。そのため、これをみている方の多くができていないことです。再度意識されるといいことがあると思います。

 

　①について、特に経営者は１つの秘密を知った場合、10の秘密をしていると考えるので信用されなくなります。細かいことでいえば、顧問先の社長に連れて行っていただいた高級な（特別な）お店に、後日、紹介者以外の方と行ったとします。それを紹介者に報告しなかった場合、紹介者の社長がお店から「以前お連れの方が来ましたよ」と知った場合はどう思うでしょうか。気分はよくないはずです。逆に、事前・事後どちらでもよいのでタイムリーに報告したらどう思うでしょうか。紹介者にとってはとてもうれしいはずです。むしろファンになるでしょう。

　こんな事、逐一なぜ報告しないといけないのか？それなら行かない。これが多数派の意見です。成功する方は、意図的に社長との食事後すぐ（1ヵ月以内）に、「あの店気に入ったので、行かせていただきました。」と報告します。これでぐっと距離が近づきます。次会った時の話題にもなります。これがビジネスなのです。

 

　②について、紹介料を払えばいいのか、これが多数派の失敗組の意見です。そうでなく、相手にクライアントを紹介する、紹介してもらったお客様に、紹介者の商品を提案する、など紹介者に利益を付けることを意識しないといけません。それができない場合は、お返しができていない理由やいつお返しができるかを①のように逐一報告してください。

　この２つを徹底できればかなり成功に近づくはずです。会社員の人にも通じることなので上記参考になればと思います。