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税理士法人TAコンサルティング
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こんにちは。公認会計士の阿部です。
弊社に来られてよく質問を受けるのが法人を設立してビジネスを行うか、個人事業主として行うか、もしくは個人事業主だが今後法人化するかという質問が大変多いです。
書籍やテキストなどでは法人化のメリットが協調されるのですが実は個人のメリットも多くあるので、あえて個人事業を選択するのもありと思います。法人でなく個人事業を選択すべき事例は下記となります。
①個人事業主一人(もしくは少数)で融資も受けず自己資金のみで1,000万円の~3,000万円の利益(売上―経費)を継続的に出せる場合
例えば、弁護士、税理士、職人、漫画家、芸能人の方が当てはまるのではないでしょうか。
理由は、事業の承継の必要がないからです。本人のスキルに依存したビジネスは、1代でビジネスは終わりになるため、相続後の処理や、会社を閉める清算手続きが面倒な法人化の必要はないです。個人事業のままの方が、自由度が高く手許にお金も残ります(具体的な話はしませんが)。
ただし、年間5000万超の利益(売上ではないですよ)が続くような規模になれば法人化の検討は必要でしょう。
②2種類以上のビジネスをしていてそれぞれである程度収入(利益)を得られる方
例えば、エステ業+コンサル業をかけ持っている方など
理由は、個人事業+法人化の組み合わせができるからです。片方のビジネスを法人化することで消費税の節約と給与所得控除が使えます。
上記はあくまで事例のため、その方がどのような経営をしたいか、将来のビジョンは何かなどにより、選択すべきことです。そのためには、融資関係、事業承継や相続の知識がないと良い提案ができないと思ってます。興味がある方はご連絡ください。