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税理士法人TAコンサルティング
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こんにちは。公認会計士の阿部です。
税理士事務所経営で、ある程度儲かってくると現場は従業員に任せて所長は事務所のブランディングや広告に専念して、いずれは実務をすっかり忘れてしまう創業者が多いです。公認会計士あがりの税理士事務所創業者は特にこのパターンが多い気がします。これは悪く言っているのではなく、公認会計士はもともとは税務の専門家でなく主たる事業の上場企業の監査を通じて完成された企業、特に効率化・マニュアル化(専門的には内部統制)を見てきているので、仕組みを作って儲けるのが得意なんです。また試験制度が7科目一括合格なので、私見ですが頭の回転が速い、要領がよい人が多いです(私は違いますが)。いま儲かっている税理士事務所(税理士法人)の多くは公認会計士がトップの事務所です。
会計事務所が成長すると次なる課題になるのが雇用の維持です。退職原因の一つが所長のスキルがない=働かない=尊敬できないということだと私は思っています。
私個人の好みはトップが一番働き、トップが一番スキルがある、という事務所です。弊社はそうありたいです。もちろん自分自身は、税理士業界でも屈指のオールラウンダーといいますか提案の引き出しは多いと思っています。仮に自分のスキルが落ちたなと感じた場合は、従業員に事務所を譲りたいと思います。これが士業の在り方と思っています。アスリートに近い感覚です。