法人・医療法人・相続・事業承継・M&Aの提案型総合専門事務所
税理士法人TAコンサルティング
<本部>
〒230-0051 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-8-5加瀬ビル206-5F
<東京支部>
〒101-004 東京都千代田区神田東松下町13番地神田プラザビル8F-C
<福岡支部>
〒812-0013 福岡市博多区博多駅東3丁目13-28ヴィトリアビル603号
受付時間 | 10:00~17:00 |
|---|
定休日 | 土曜日、日曜日、祝日 |
|---|
こんにちは。公認会計士の阿部です。
多くの経営者と会ってきて思うのが、経営者が現場をわからない、実務がわからないという状況がよくあるということです。
会社規模が大きくなると起こることですが、経営者が実践から離れすぎて現場のことを全くわからないということがよくあります。現場のことがわかる他の役員の意見を組んで意思決定すれば足りると思っていますがそれでは足りません。多くの企業を見て思うのが経営者が現場の従業員から尊敬されていないということです。離職率の多い会社は社長は何もしていないと思われている可能性が高いです。
利益が出ている会社は経営者が一番働いています。スキルを従業員に教えて、営業でも多くの顧客を社長自ら獲得しているという会社は強い会社が多いです。従業員も社長のようになりたいと尊敬しています。
逆に、利益が伸び悩んでいる会社というのは経営者が、セミナー活動や接待ばかり行っていて現場のことが全くわからないという会社です。会社の知名度を上げる活動が経営者の役割だと社長はいうのですが、現場のことがわからず顧客を獲得しても現場が困るばかりです。
起業してある程度軌道に乗ると、社長は自動化や仕組み作りに一生懸命になるのですが、仕組みができては接待だPRだと楽しい活動ばかりに時間を割くのはよくないです。離職率が上がり、そのうち従業員は5年以内に退職するということを前提にした経営にシフトしていきます。このスパイラルが会社を弱くします。いずれ会社が傾きます。
弊社も私が第一線で活躍し続ける事務所を作りたいと思っています。いずれ後継者となるような人材を育てたいです。