こんにちは。公認会計士・税理士の阿部です。

　1月になり確定申告の時期になりました。

　確定申告と言えば、単純処理と思われがちですが、税理士の目線でいえば申告書を作る過程で多くの情報を得ることができる作業といえます。そのため、本来であれば、その情報をもとに多くの提案ができるはずなのです。分野でいえば相続の提案が一番しやすいのかなと思います。

 

　プロがみるのは下記のようなところです。

　・保険の数と保険料→掛けすぎかどうかをみる（コストカットの可能性）

　・保険金の受取人を把握する→相続（主に遺産分割）対策

　・所得（収入－経費）が1,800万円を超えているか→法人設立の方が税額が低くなる可能性

　・青色決算書の貸借対照表から財産額をみる→相続対策

　・租税公課に入る固定資産税の課税明細をみる→相続税額試算（土地の評価額の算定）

　・通帳の多額の支出の使途をヒアリング→名義預金の有無の判断、贈与契約書の作成

 

　確定申告で多くの税額を納税している方については相続対策は必ず必要です。納税が少なくても、コストカットや他の経費が入れられるかなどの提案も可能です。

　弊社は確定申告書の作成後に必ず提案を行います。通常の確定申告の料金で提案を受けることできます。確定申告の作成に加え提案が欲しい方は、ぜひご依頼ください。