こんにちは。公認会計士・税理士の阿部です。

　本日は、会計業界について個人的に感じていることをお話したいと思います。

　会計事務所の少し不思議な経営手法を抜本的に変えた経営を行いたいということが開業の経緯になっています。今までのブログと重なる部分がありますが弊社がやろうとしていることは下記です。

　

　①代表である私が原則対応します。

　そのため、資格がないものが対応することもないです。スキルのない者が対応することもないです。担当者がころころ変わることもないです。ただし、これを実現するためには、契約可能顧問先は100件が限度となってしまいます。資料作成や、同行者などの補助者は今後雇用していくつもりですが、それでも全体で最大5名くらいの事務所になるでしょう。近年、人材が経営の大きなテーマとなる中、今後このような事務所は増えてくると思います。

 

　②年間売上、契約件数、解約件数を開示する。

　弊社はまだ開業半年の事務所のため、開業1年経過後に公開します。

　私が全てを担当するため、私が忙しくて時間を割いてくれないのではないか？という質問を頂くことがあるためです。一般企業だと売上の開示は一般的ですが、会計事務所で「売上」と「契約件数」「解約件数」を開示しているところはないと思います。売上と現在契約件数をみて頂ければ、おおよそどれくらい忙しいか推測できるはずです。なお、ただ相談を受けた件数でなく実際に、契約を交わし報酬を頂いた件数をカウントします。

　本当にスキル（成功事例）はあるのか？という質問もいただくことがあります。それは、分野別の契約件数と累計件数をみていただければ推測できます。私のスキルや経験は、実際にお会いして判断（評価）していただければと思います。

 

　③できない分野を開示する。

　得意な分野がある一方で苦手な分野もあるのが専門家です。

　お医者さんも、総合病院でなければ、内科、産婦人科、泌尿器、消化器…得意分野は違います。ところが会計事務所は、あまり得意でない分野を開示する人はいません。それは専門家としてのプライドでしょうか。色々理由はあるのかもしれませんが、私は相続と事業承継そして組織再編、事業再生の専門家です。国際税務、社会福祉法人、学校法人は得意ではありません。英語も話せません。その分野については、私よりも得意な公認会計士や税理士がたくさんいますので、そちらに任せた方が良いです。弊社で受注できない場合は、当該分野に精通する専門家をご紹介いたします。

　

　以上、弊社に共感をしていただいた方は、お問合せをお願いします。