こんにちは。公認会計士の阿部です。

　１月に入り事業承継の問い合わせと契約が増加しております。

　事業承継はスポット契約（期間限定の短期的契約）と顧問契約（長期的な契約）の２種類あります。事業承継は、株価抑制の仕組み作りが大きな税効果を生むため、スポット契約がほとんどとなります。

　ただし、スポット契約のデメリットは、その後のフォローがないため、はたしてどれくらい株価が上がりにくくなったのか、さらには株価を上がりにくくなった後の、承継の方法提案や経営のバトンタッチの実行など、本来の事業承継のゴールまでのサービス提供ができないところになります。

　最近の弊社の事業承継契約は「顧問契約」が続いております。お客様にとっては長期的に相談に乗ってほしい、もしくはじっくり承継をすすめたいなどのニーズが多いようです。その点、弊社の強みである「代表が全て対応」「担当者は変わらない」というスタイルはお客様に評価を頂けていると感じています。

　事業承継の顧問といっても、承継以外の相続の対策や会社の経理体制のコンサルティング、持株会社の運用アドバイスなど引き出しは多くあるので、毎月提案していてもネタはつきません。大きな会社であれば、新ビジネスの展開も早いので、それに会計や税務をどう適用するかは重要になってきますので、提案がどんどん増えてきます。

　最近は遠方の依頼も来ているので、全国で対応していきたいです。