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資金繰りを良くしたいA社

 こんにちは。公認会計士の阿部です。

 決算書の表示を一つ変えるだけで、会社の評価は大きく変わるというお話をしたいと思います。

 最近契約した私の顧問先で、海外輸出販売をメインにしている会社があります。この会社をA社としましょう。資金繰りを良くするアドバイスをもっとしてほしいというニーズから、A社と弊社は税務顧問契約を締結しました。

 

 資金繰りがきつい理由は試算表をみてすぐわかりました。借入金が大きく粗利が返済に追いついていないことです。売上が毎年大きく伸びているので、返済期間を延ばせば資金繰りが改善するのはすぐわかりました。融資する方も、売上の伸びをみれば理解は早いはずです。

 ところが、過去の試算表や決算書をみると、輸出売上も国内売上も「売上」とまとめて表示されていました。

 これでは、輸出売上が伸びているのか、国内が伸びているのか、国外と国内の粗利益はどうなっているのか、全くわかりません。

 輸出売上と国内売上をなぜ分けた方が良いのかは、色々理由はあるのですが、税務上重要なのは輸出売上を増加させればさせるほど、消費税の還付額が増えるという事実です。

 A社は輸出売上が近年大きく伸びているので、なおさら「輸出売上」の推移を外部に見せるべきなのです。また、還付額をキャッシュフローとして見込めれば、融資する方の判断にも影響する可能性があります。

 

 A社については、今後資金繰り改善のためのアイディアは多くあるのですが、まずは試算表の表示を変え、数字の説明を私が銀行に行うことから着手します。それにより、劇的に融資条件がよくなるわけではありませんが、銀行側の会社理解は深まるはずです。先々それは良い結果につながると考えてます。

 社長一人で、融資時に上記理屈を銀行に説明できるでしょうか。融資の際に、税理士から銀行に会社の状況を説明するのは、重要であると私は考えています。

 上記お話に興味があれば弊社に一度ご相談頂ければと思います。

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