こんにちは。公認会計士の阿部です。

　私は海外のいわゆる高級時計が好きで大学生の頃からアルバイトで稼いだ全てを時計につぎ込み買っていました。時計歴は17年です。それほど好きなのですがここ1年～2年で時計が高騰していることについてお話ししようと思います。あまり知られていない話ですが時計マニアの中では話題となっています。これは時計が投資の対象になっているためです。

　これから高級時計を買おうと思っている方は注意が必要です。

　高騰の流れをお話しします。まず5年前くらいにロレックスのデイトナが高騰してきました。それまで120万円程度だったのが現在は300万円程度です。この時期に「ロレックス＝儲かる」と話題なり投資が始まったと思っています。それからリシャールミルというすい星のごとく現れた超高級時計（1000万円超）が台頭してきました。これにより高級時計は1000万以上するものだ＝300万くらいの時計は普通という概念が一部の富裕層に生まれます。ここから値上がりが一気に加速します。2年前くらいから時計会の王者パテックフィリップとパネライが値上がり、1年くらい前からオーデマピゲ、ランゲ、ヴシュロン、、、おおよそ有名な時計が今では2倍以上の値上がりです。

　私は今の値では買いません。時計好きからすると現在の価格は異常です。特にロレックスや世界三大時計（パテック、ピゲ、ヴシュロン）が異様な人気で品切れで買えない状態です。本当にこの時計の価値が分かっていない層が投資として買っているので悲しいですね。

　そもそも値上がり（資産価値）目当てでものを買うことはお勧めしません。好きなものを買う方がよいです。不動産も同じです。好きな街の不動産を買うべきです。仮に値下がっても、自分は好きだという価値観は重要と思います。この価値観で買い物すれば実は値下がりもしないです。過去の時代の流れをみてもそうですが値上がり目当てで買う人ほど損します。気を付けましょう。

　私の時計で今お勧めはフランクミュラー、ブレゲ、シャネル、カルティエあたりは値上がりしていなくてよいですよ。ブランドやデザインとしても一流のものと思います。